SSブログ

釣釜 [茶道教室]

3月は、釣釜の季節。これまで3月はお茶のお稽古がお休みで拝見する機会がなく、

とても楽しみにお稽古に向かいました。

天井に打たれた釘から鎖を垂らして釜を吊り下げるので、少しゆらりゆらりと

釜がゆれている姿がとても風情がありました。

この日は、先輩の釣釜の「炭点前」も拝見でき、自分のお稽古が始まる前にすでに満腹状態。

炭点前では、釜を外したりかけたりする際に、鎖を大上げ、小上げ、大下げ、小下げと

動かす所作があり、いつか機会があったら是非体験したいお点前でした。

先生から、「重い釜を下げるので、普通の天井に釘をつけては天井が落ちてしまうので、

家を建てるときに天井の裏に厚い柱を渡らせて、そこに釘を打ちます。鎖を垂らしたときに

炉の中心に垂れるように打たなければならないので、大変なんですよ」

とお話があり、家を建てるときに考慮しておかないと、釣釜は不可能なことを知って驚嘆でした。

今日のお菓子は、「春の道」。御製は「太市」のものです。

b317.jpg

お花は、土佐水木と椿。

b316.jpg

釣釜で初めてのお稽古。今日は「茶入荘」にしました。釣釜のお稽古は嬉しいのですが、

お釜に柄杓を置くたびに、ゆらゆらとゆれる釣釜に少しびくびくしました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

トラックバック 0

トルコキキョウ結婚記念日 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。