釣釜のお稽古 [茶道教室]
炉の3月は釣釜(つりがま)のお稽古。
すっかり復習が遅れてしまいましたが、初めての釣釜でのお稽古、とても勉強になりました。
釣釜は、釜が炉の真上にくるように天井から鎖でつるしてあります。この鎖が重くて長いのです。
もちろん家を建てる時点で、炉と鎖をかける天井に打つ、ひる釘の位置を考えないといけないので、
普通のお家、ましてやマンションでは無理・・・。
柄杓を入れるときなど、少しゆらゆら~っとする感じ、風情があって好きなんですけど、
油断すると、揺らしすぎて、お釜が回ります・・・。揺らしすぎないように静かにそっとそっと・・・。
小さい秋 [茶道教室]
最近は、夏は長いし、春と秋は短いし、四季を感じるのは難しい気候ですが、
お茶のお稽古をしていると、お茶室では必ず季節が感じられます。
御菓子や床の間のお花や、お道具など。。。
先日も、見つけてしまいました、小さな小さな秋です。
お花屋さんでいただいた、稲穂と並べても小さい御菓子。
秋は「吹き寄せ」、小さな御菓子をたくさん盛り合わせて楽しむことがあるそうです。
ちょうど落ち葉をかき集めたように・・・。すっかり秋の気分になりました。
華教室HPhttp://www014.upp.so-net.ne.jp/momo-flower/
五角盆 [茶道教室]
今日のお茶のお稽古は「盆点」。
盆点は何度もお稽古しましたが、五角盆では初めて。
本当に星型のように五角形で、いつも正方形を使っていた私には新鮮でした。
お盆の清め方がかなり特殊なので、忘れないうちに、急いでメモ書き。。。
9月に入り、御菓子も「イチョウ」に。
お茶花は、ナデシコ、ネコの尾、キキョウ。
暑さが残る中、お茶室の中はすでに秋の気配です。
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色紙点前 [茶道教室]
今日のお茶のお稽古は、「色紙点前」。念願のお稽古で、とても楽しいお点前でした。
箱の中に、茶道具を全部入れる茶箱のお点前は、もともと好きですが、
御所籠を使ったこのお点前は、とても風流で素敵でした。
教本に、古帛紗を4枚使う、と書いてあり、お稽古に行く前に、
「4枚も持ってない…」と焦った私でしたが、
このお点前で使う古帛紗は決められたものがあると知り、無知な自分に反省。
4枚の古帛紗の上に、お道具を並べていく風景はとても素敵でした。
御所籠と、今日の御菓子の「ヒマワリ」、
そして、お茶花「半化粧、キキョウ、ひめひおうぎずいせん(姫桧扇水仙)」です。
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台子 炉 [茶道教室]
今日のお茶のお稽古は、台子の濃茶のお稽古。台子はとても久しぶりです。
お茶花は「シャガ」。
最近は、道を歩いていても、野花に出会うことは殆ど無いですが、
シャガは今でも時々、日陰の道の隅に、こっそり咲いているのを見かけます。
小さなスミレや、シャガなどが、都会の片隅で頑張って咲いている姿はとても綺麗で好きです。
床の間よりも、自然に咲いている方がよく似合うお花のような気がします。
今日の復習
・建水は蓋置を入れて、台子に飾っておく。
台子からおろす時は両手だが、畳に置くときは左手片手。
・火箸は2本一緒に取り、杓立右横から出し、左手右手と扱って、
台子左に、左手で置く。
・水指の蓋を開ける時は、3手。
・水次は台子と平行に置き、水指は2手で開ける。
台子だと、普通の濃茶でも、なぜか緊張してくるのが不思議です。
透木釜 [茶道教室]
今日のお茶のお稽古は、3月に入り、透木釜の季節になりました。
最初に先輩が、透木釜で初炭のお稽古をされ、皆様と一緒に拝見。
透木釜、かなり重そうでした。
今日のお菓子は、太市の「夜桜」。
今月のお軸には「一花開天下春(いっかひらきててんかはるなり)」。
意味は「一輪の花が咲いて、春の来たことを知らせています」という意味とのこと。
お軸全体も、漢字が春らしい文字で、明るく感じました。
お稽古は、貴人清次の薄茶をさせていただきました。
今日の復習。。。
・貴人にお点前の最初と最後に一礼を。
・お供のお茶碗には煤竹の茶筅と千鳥茶巾をしこみ、千鳥板を懐中しておく。
・千鳥板は外隅2目に角が炉に向くように置く。その上に自分と平行に千鳥茶巾を置く。
・お供の茶筅通しは一回少なく。
貴人清次の炉は、千鳥板を使うので、炉の季節が終わる前に一度挑戦してみました。
でもお点前は、やはり複雑です。薄茶でよかった・・・。
春入千林處々鶯 [茶道教室]
新しいお稽古場での3回目の今日は「台天目」のお稽古。
着物でのお稽古になかなか慣れず、着物の袖を気にするあまり、
建水にうまくお水を捨てられず、思いっきりこぼして冷や汗でした。
今日のお菓子は、「よもぎ餅」、御製は「太市」。
お花は、アジサイの葉と椿です。
我が家のアジサイもちょうど同じくらいの葉が出始めてきました。
今日のお軸には「春入千林處々鶯」(はるいりてせんりんしょしょのうぐいす)
とありました。春になってきて到るところに鶯の声が聞こえるようになったなぁ、という
初春らしいお軸でした。先生も「我が家でも鶯がお庭で鳴いていましたよ」と。
季節感がとても感じられてとても素敵な言葉です。
釣釜 [茶道教室]
3月は、釣釜の季節。これまで3月はお茶のお稽古がお休みで拝見する機会がなく、
とても楽しみにお稽古に向かいました。
天井に打たれた釘から鎖を垂らして釜を吊り下げるので、少しゆらりゆらりと
釜がゆれている姿がとても風情がありました。
この日は、先輩の釣釜の「炭点前」も拝見でき、自分のお稽古が始まる前にすでに満腹状態。
炭点前では、釜を外したりかけたりする際に、鎖を大上げ、小上げ、大下げ、小下げと
動かす所作があり、いつか機会があったら是非体験したいお点前でした。
先生から、「重い釜を下げるので、普通の天井に釘をつけては天井が落ちてしまうので、
家を建てるときに天井の裏に厚い柱を渡らせて、そこに釘を打ちます。鎖を垂らしたときに
炉の中心に垂れるように打たなければならないので、大変なんですよ」
とお話があり、家を建てるときに考慮しておかないと、釣釜は不可能なことを知って驚嘆でした。
今日のお菓子は、「春の道」。御製は「太市」のものです。
お花は、土佐水木と椿。
釣釜で初めてのお稽古。今日は「茶入荘」にしました。釣釜のお稽古は嬉しいのですが、
お釜に柄杓を置くたびに、ゆらゆらとゆれる釣釜に少しびくびくしました。
無言投込花月 [茶道教室]
今日から、気持ちを新たに、新しいお稽古場でのお茶のお稽古が始まりました。
今まではお稽古着でのお稽古だったのが、今日からは月3回着物でのお稽古。。。それだけで、気持ちが引き締まります。初回の今日は、花月のお稽古でした。
「濃茶付花月」「結び帛紗花月」「無言投込花月」の3つと初日から盛り沢山!
中でも面白かったのは、「無言投込花月」。役札を見た後、誰も何も言わずに、
全て回収してしまうので、自分で点て、自分で頂くこともあるのです。
その時は、点前席でいただくことはできないので、仮座まで移動します。
「無言」で行う花月なのに、いろいろ知りたいことが多くて、
ついつい、お隣の先輩に、ひそひそ・・・とお聞きしてしまった私でした。
今日のお菓子は「引千切」。京都で作られる雛祭りの代表的な御菓子だそうです。
引きちぎった形の草餅の形が面白いです。
お花は、ボケと椿。
初日から、着物での花月3回。家にたどり着いたときには、ちょっとぐったりでした。