カラー web lesson vol.1 [華教室]
「おうちでいけばな」を楽しんでいただくためのweb lesson。
今回のレッスンでは、カラーを使います。
カラーの花の白い筒状の部分は花びらではなく、苞(ほう)と呼ばれる葉の一部です。
中心の黄色い尖った部分がカラーの花になります。
原産地は南アフリカで、サトイモ科。
日本には江戸時代末期に入ってきました。
白い苞のカラーをよく見かけますが、最近は品種も増え、黄・赤・ピンク・黒・オレンジなどなど、多種類が出回っています。
花言葉は「清浄」「華麗な美」「乙女のしとやかさ」などなど。
ウェディングブーケにも人気なのがわかりますね。
カラーの水揚げは良い方です。茎がシンプルなためお手入れも楽です。
茎は太いですが裂けやすいため、剣山に活ける場合は、挿し直す毎に切り口を切り直さないと裂けて倒れてしまうので注意が必要です。また、茎をためて曲線を作り出すことができます。
今回もスーパーでカラー3本とソリダスター1本のセット、1束480円を2束購入しました。
前回の小菊と同様、買ってきたら、まず水揚げをします。
カラーは花鋏で切り口を斜めに水切りします。
太い茎から空気の泡がたくさん出てきました。
ソリダスターは、中心の茎の周りにたくさん付いている小さい葉や小花を取り除いてから水揚げします。下の写真のピンクの部分などです。
左が取り除いたソリダスターです。
右と比べ、かなり葉を取りました。
新聞紙にくるんで数時間~半日水揚げします。
では早速活けていきます。
次回へつづく…
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